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認諾と認めると否認と沈黙
「認諾」と「認める」は違います。
「認諾」とは、原告の主張の全てを認めるわけですから、被告が負けて、全てが終わります。
しかし、「認める」とか「否認」とは個々の事実について言うわけですから、原告の主張に対して、ある部分は「認める」、別の部分は「否認」というように部分ごとの答えなのです。
被告としては、「認諾」つまり「負けました」という場合は別として、そうでない限りは、原告の主張について「認める」という部分と「否認」という部分が出てきます。
被告の答弁とは、事実の一つ一つについて認めるか否認するかを答弁していくのです。
その答弁の中で、「認める」とも「否認」とも答えない部分については、「沈黙して答えない」わけですから、「認める」となるのです。
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