サイト内検索
|
最初にこちらのページに来られた方はトップページからどうぞ。
証拠の保存
証拠の準備には、訴訟で必要になってくると思われる証拠である証拠書類や証人を確保することと、手続き上必要な準備として、証拠書類をいつでも法廷に出せるように必要な数の写しを作成して証拠番号をふっておくとか、証拠申出書や尋問事項などを必要な書類を作成しておくなどあります。
証拠書類や証拠物は大切に保存し、長い間保存できないもの、誰かに書類を返さなければならないもの、白墨で書かれた文字、破壊された建物の原状などは何らかの形で保存する必要があります。
書類であれば、カラーコピーをとります。
印やボールペンの色が違ったりすると、問題になる場合もありますから、念のためにカラーコピーをとるほうがよいです。
証拠物や現場の状況であれば、写真を撮っておきます。
それも、できるだけ第三者にコピーや撮影をしてもらい、その証拠書類や証拠物などを直接見せておくと、その人も証人になります。
そして、撮影月日と撮影者の住所・氏名をなるべく撮影者の筆跡で写真のどこかに書き込んでおくようにします。
証人についても、念のため、覚書を書いてもらうことも大切です。
後で、気が変わる可能性もあるからです。
証人の感情を害さないように、事件の処理に必要だとして一応書いてもらうというように、なるべく詳細に書いてもらい、日付と署名と印をもらっておきます。
証人が自分で書けないときは、証人の家族や公平な立場にいる第三者に聞取り書を書いてもらい、署名だけ証人にしてもらいます。
スポンサードリンク
|