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連帯債務とは
連帯債務とは、数人の債務者が同一内容の給付について、おのおのが独立に全部の弁済をなすべき債務を負担していて、一人の債務者が弁済すると、その範囲において他の債務者も債務を免れる債務関係をいいます。
債権者は、連帯債務者のうち、誰に対しても債権全額について履行の請求をすることができます。
このような連帯債務は法律の規定によって発生する事もありますし、契約によって発生する事もあります。
法律の規定に基づいて発生する連帯債務は、例えば共同不法行為による損害賠償債務とか、日常の家事による債務についての夫婦の連帯債務などがあります。
契約によって連帯債務を生じさせるには、債務の負担が連帯であるという合意がその契約の解釈から認められる必要があります。
連帯債務では、債権者から連帯債務者の一人に対して、債務の弁済につき請求が行われると、それは連帯債務者全員に請求したのと同じことになり、全員に時効が中断されたり、これを理由とする履行遅滞になったりします。
連帯債務では、一つの債務の内容について、複数の債務者が同時に履行の義務を負います。
それぞれの債務者は、債権者に対して頭割りではなく丸ごとの債務を負い、債権者は債務者の一人だけに全部を支払えと請求できます。
債務者の内輪では負担割合が決まっていて、超過して支払った分は他の債務者に求償できます。
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