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約束手形の記載事項
約束手形は、全国銀行協会連合会によって統一手形用紙が決められています。
統一手形用紙は、銀行に当座勘定口座を開設すると交付してくれます。
この用紙を使っていないと約定用紙相違の理由で不渡りとなります。
約束手形には必ず記載しなければならない9つの事項があり、これを手形要件あるいは絶対的記載事項といいます。
このうちの一つでも欠けていると、原則的に無効になります。
9つの手形要件は、次になります。

@約束手形文句
約束手形である事を示す文句で、統一手形用紙に記載されています。
A手形金額
支払う金額を記載します。
B支払約束文句
一定の金額を支払うことを約束した文句で、これも印刷されています。
C支払期日
金額を支払う年月日を記載します。
D支払地
支払われる地区として、最小独立行政区画が印刷されています。
その下に支払場所として取引銀行名も印刷されていますが、これは手形要件ではありません。
E受取人
手形を受け取る人の氏名または会社名を記載します。
F振出日
振り出した年月日を記載します。
G振出地
振出人の住所を記載します。
H振出人
振出人が記名又は押印します。
以上が手形要件ですが、これに加えて、手形帳の裏にはその他の記載上の注意事項を述べた約束手形用法が印刷されています。
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