単利の計算方法

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単利の計算方法

単利の計算は、元本、金利、預入期間の3つで計算します。

単利計算を採用してるものに、定期預金などがあります。

毎年受け取る金利だけを考えてみると、次のようになります。

単利で毎年受け取る金利

=元本額×利率(=年利%)
           100

次にこれを複数年運用したら、金利は総額でいくらかといいますと、次のようになります。

単利で運用し、受け取る金利の総額

=元本額×利率×運用年数
        100

これで、金利の合計が出ます。

これに元本額を足しますと、単利の運用による元利合計が出ます。

単利で運用した元利合計

=元本額×(1+利率×運用年数)
           100

例えば、100万円を金利10%の定期預金に預けたとします。

預け入れる期間を3年とします。

すると、毎年10万円の利息がつくことになります。

10万円の利息が3年つきますから、合計で利息は30万円となります。

この利息30万円に、元金の100万円が加わりますので、3年後の元利合計金額は、次の通り130万円ということになります。

毎年受け取る金利

=100万円×10=10万円
         100

3年運用後に受け取る金利

=100万円×10×3=30万円
         100

単利で3年後に受け取る元利合計

=100万円×(1+10×3)=130万円
            100

金融商品の金利は、年利で表示される事が多いので、投資期間が3年の場合は「×3」となります。

投資期間が3年と60日の場合には、端数の60日を計算する必要があります。

1年を365日と換算します。

運用年数=3+60
          365

単利で3年と60日後に受け取る元利合計

=100万円×{1+10×(3+60)}≒131万円6438円
            100    365

定期預金など、実際の利息受取の際には、税金が差し引かれます。

定期預金やこれに類似するものの利息は、税務上の利子所得に該当しますので、利息はあらかじめ20%分が差し引かれます。

計算上は、[{単利の金利計算}×(1−税率)]と計算します。

単利で運用した、税引後の元利合計

=元本額×{1+利率×運用年数×(1−税率)}
           100

元本100万円、金利10%、預入3年から、20%の税金が差し引かれた後に残る元利合計は次のようになります。

100万円×{1+10×3×(1−0.2)}=124万円
           100

また、単利の運用商品でも期間ごとに金利が違う場合があります。

利息受取型の定期預金なども、そういう商品の一つです。

これらは、それぞれ金利の期間ごとに利息を計算して、足し算をする事で利息の総額を計算する事ができます。

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